■売却の流れ
1.準備
事前に以下の情報を把握しておくとよりスムーズに売却活動を進めることができます。
・物件の名義人
・売却希望時期
・物件の所在地
・物件の種類( 土地・戸建・賃貸アパート・分譲マンション・駐車場etc )
・築年数
・面積( 土地面積・建物面積・専有面積 )
・状況( 居住中・賃貸中・空き家etc )
・質問や不安なこと
不動産取得時の売買契約書、不動産登記簿謄本、権利証、図面など売却する不動産に関わる書類をまとめておきましょう。
もちろん、細かいことは面倒!というお客様もこちらでお調べ致しますのでご安心ください!
2.査定の依頼
準備が整ったら物件の査定をご依頼ください。
査定には机上査定と訪問査定があります。
■机上査定
文字通りデスク完結の査定です。現地調査はせず、取引履歴や現在販売中の物件価格、景気などからその地域でその規模の不動産だとこれくらいだろうという査定方法です。大まかな相場の把握に利用されている方法のため、実際に売れる価格とは差異があります。あくまで目安程度に考えましょう。
■訪問査定
あなたのお家を訪問し隅々まで調査して査定します。
より正確な査定価格になるため、実際に売却活動を開始するという方はこちらになります。
弊社へご依頼のお客様には訪問査定をおすすめしております。
机上査定のご依頼を複数社へする場合は、あくまで相場感の把握に留めておきましょう。
競合他社の中から売却依頼を勝ち取るために査定額が相場より高くなりがちです。一括査定サイトを利用する場合には特に注意が必要です。
また、訪問査定をご近所に知られたくない場合はあらかじめその旨お伝えください。
3.査定の実施
相場・市況で売れる価格を知るための調査を行い、その不動産がどのくらいで売れそうか物件の価値を総合的に評価します。
物件の状況や周辺環境、過去の取引事例など物件を取 り巻く様々な要素を元に査定価格をご提案致します。
4.媒介契約
媒介契約とは、不動産取引の仲介を依頼する際に不動産会社と結ぶ契約となります。
売却条件を明確にし、後々トラブルになることがないようあらかじめ取り決めをしておく契約です。
簡単にいうと、”この条件であなたに売却任せます!”というものです。これ自体に費用が掛かるわけではございません。
媒介契約には種類があります。
1.専属専任媒介契約
2.専任媒介契約
3.一般媒介契約
それぞれの契約ごとにメリット・デメリットがございます。
内容をご説明させて頂き、お客様のご希望に沿った媒介契約を締結致します。
5.戦略を立てる
お客様のご希望の価格や売却期限をもとに戦略を練ります。
与えられた条件の中でどうしたらより早く・高く売れるかを地域の特性や経験を軸にご提案致します。
6.売却活動の開始
媒介契約と立てた戦略に基づき、弊社主導で不動産の売却活動を行います。
広告への掲載や他不動産会社様との情報の共有などを行い、買主を探します。
購入希望者から問い合わせがあれば、その都度不動産会社が案内・説明を行います。条件交渉があった場合には、弊社が間に入り交渉を進めます。
話がまとまり購入希望者の意思が固まったら「購入申込書」を受け取り、売主様にご報告致します。
この時、買主様が住宅ローンを利用する場合、ローンの事前審査が並行して行われます。
7.売買契約
買主が決定し、ローンの事前審査と物件の最終確認・調査が完了し問題なければ不動産売買契約を締結します。
宅地建物取引士が重要事項説明書の読み合わせを行い、内容に合意したら手付金の受領、契約書へ売主買主双方の記名捺印を行います。
売買契約から買主様へ物件を引き渡すまで1~3ヵ月程度、6ヵ月程かかることもあります。スムーズに建物を引き渡せるよう、設備以外の動産物の片付けなど引き渡しの準備をします。
8.物件の引き渡し、決済
物件引き渡し日は契約締結の後日、残金の決済日 に銀行で行うことが一般的です。
当事者(売主、買主、不動産会社の担当者、司法書士、買主側金融機関担当者、売主側金融機関担当者)が集まり、固定資産税、仲介料等諸費用や残代金の精算、登記手続きなどを行い引き渡しを完了します。
